11月の展覧会
伊藤奏生 個展『光生マレル』
会期:2025年11月5日(水)~11日(火)
時間:13:00~18:00(最終日は16:00まで)
※日曜 休廊

自然の中に居る感覚を軸に、独自に編み出したこんにゃく技法で有機的な質感と息づかいを形にしています。作り込むのではなく、偶然性に委ねるように、できる限り自然の流れに沿って制作しています。見る人の心にも、小さな自然が芽生えることを願っています。
伊藤奏生の世界観をぜひご覧ください。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。
宍倉龍太 個展
『ウルシ展 2』
Who’s Looking Through This Window ?
会期:2025年10月11日(土) ~ 10月20日(月)
時間:12:00~18:00(最終日は16:00まで)
※日曜 休廊

漆という古来の素材を現代の感覚で再解釈し、日常と幻想が交差する光景を描き出します。
深い艶と質感を通じて、そこにあるはずのない物語が鮮やかに浮かび上がります。
宍倉の作品は映画的なプロットを背景に、伝統工芸の技術を応用し独自の世界観を築きます。
江戸の甲冑を新たなデザインへと再生し、絵画では表裏二面で物語を展開。
閃きのスケッチが裏面に描かれ、計画を超えた純粋なアートが息づきます。
宍倉龍太 プロフィール
人生は犬との散歩のようなもので、何が起こるか分かりません。
愛犬のジャック・ラッセル・テリア、ジェームズと散歩中に甲冑と出会ったことがきっかけで、2年間、甲冑修復を学びました。これがきっかけとなり、実在の甲冑をリメイクした作品や、漆を用いた絵画など、世界に一つだけの作品を制作するようになりました。
<作品コンセプト>
芸術的ビジョンは映画から深く影響を受けています。
作品にはプロットがあり、伝統工芸技術を応用し独自の世界観を表現しています。
宍倉の甲冑作品は、江戸時代の甲冑を当時の手法で新たなデザインに作り変えることで時代を超越した作品を生み出します。また絵画は工芸の概念に囚われず制作し作品の多くは両面で裏面はアイデアが浮かんだ瞬間に描き、二面でストーリーを伝えます。計画的でない純粋なアートを目指します。
<経歴>
- 2025年STAGE-コレクタ −山本冬彦 推薦作展− @The Artcomplex Center/新宿
- 2025年AFTER ILLUSION @GALERIA AZUR/NEWYORK
- 2025年FRIEZE NEW YORK ART WEEK PERSEUS GALLERY EXHIBITION@ THE WORLD TRADE CENTER/NEWYORK
- 2023年レザーデザインコンテスト2023/佳作に選出
- 2023年第36回日本自然画展@上野の森美術館/上野
- 2023年NICHE GALLERY PRODUCED SOLO EXHIBITIONシシ展@Lab.Tomiya/銀座
- 2022年International Photography Awards 2022/Official Selectionに選出
- 2022年鎧カフェ(ミュージアムカフェ)/プロデュース/蕨
- 2022年第57回 現展@国立国際美術館/六本木
- 2015年シン・ゴジラ/美術スタッフ@東宝株式会社



今井陽子個展
『えそらそうちII』

Scrap & Afloat 100号
2025年6月11日(水曜日)〜6月21日(土曜日)
12:00〜18:00 最終日16:00 月曜日・祝祭日休廊
・横浜生まれ
・東京藝術大学油画科卒
大学在学時、野口体操と三木成夫先生に影響を受け「身体の感覚を変えなければ絵描きになれない」と根拠なく確信し、東洋の身体観や武道を学び始める。
絵画生涯学習指導40年、通信教育では日本中の万という数の絵を観続け、表現の多様さ豊かさに圧倒され「すべての人は表現者だ」と思い知る。
ハウツー的な学びは多様な可能性を損なっていると感じ、創造性が発揮された開かれた個人が増えるような教育や場作り、方法を探している。
2025年 個展『えそらそうちⅡ』(銀座NICHE GALLERY by Bund 66)
2024年 『ももふねちふね展」(横浜高島屋美術画廊)「坂ノ上ニ居リマス」(PULSE GALLERY)
2021年 ART MOMENTS JAKARTA ONLINE 2 Art Gallery 目白山セレクション展
2020年 個展「そうちのカケラーpiece of system-」 (NICHE GALLERY/東京)
2017年 FACE展 2017 損保ジャパン日本興亜美術賞展 ( 2015、2016、2017入選)
個展「ぱられる世界そうち」(NICHE GALLERY/ 東京)
2015年 第33回上野の森美術館大賞展優秀賞
個展「えそらそうち」(NICHE GALLERY/東京)
2014年 第42回写実画壇展招待出品(上野の森美術館/東京)
2013年 個展「えそらみつ」(NICHE GALLERY/東京)
2009年 YOKOHAMA みなとみらい展(横浜市民ギャラリー)
2004年 第1回武蔵野美術大賞展 入選(武蔵野市民文化会館/東京)
2000年 個展(ギャラリーセンターポイント/東京)
1989年 I’m fine thank you 展(彩林画廊/神奈川、’86~)
1985年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
田村佳丈(たむらよしたけ)個展
『無常の響き』

2025年5月27日(火曜日)〜6月5日(木曜日)
12:00〜18:00 最終日16:00 月曜日・祝祭日休廊
1979 山梨県生まれ
2010 武蔵野美術大学造形学部油絵学科 卒業
2012 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース 修了
2012–2016 油絵学科油絵研究室 助手
2010 武蔵野美術大学卒業制作展(東京)
東京五美術大学連合卒業制作展(東京)
須磨寺収蔵(兵庫)
2012 「TO THE FUTURE」ミズマアクション(東京)
武蔵野美術大学卒業・修了制作展(東京)
東京五美術大学連合卒業制作展(東京)
「助手展 2012 武蔵野美術大学助手研究発表」武蔵野美術大学 美術館・図書館(東京)
2013 「助手展 2013 武蔵野美術大学助手研究発表」武蔵野美術大学 美術館・図書館(東京)
「UMARTs」馬の博物館(横浜)
2014 「助手展 2014 武蔵野美術大学助手研究発表」武蔵野美術大学 美術館・図書館(東京)
2015 個展「田村佳丈個展」NICHE GALLERY(東京)
「助手展 2015 武蔵野美術大学助手研究発表」武蔵野美術大学 美術館・図書館(東京)
2016 第34回 明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展 賞候補
2017 個展「田村佳丈個展」NICHE GALLERY(東京)
新制作展出展 以後毎年出展
第35回 明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展 賞候補
2018 第36回 明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展 賞候補
2019 個展「田村佳丈個展」NICHE GALLERY(東京)
2020 個展「田村佳丈個展」NICHE GALLERY(東京)
2021 新制作展 絵画部賞
木曽ペインティング芸術祭 出品
木曽路ラベルコンペグランプリ
2022 「木曾最期」木曽町収蔵(長野) 木曽町日義の義仲館にて常設展示
個展「鎌倉の平家物語」Art Gallery目白山
新制作展 SOMPO美術館賞
渡邉有葵(わたなべ ゆうき)個展
『風と光りと』



2025年5月9日(金曜日)〜5月18日(日曜日)
12:00〜18:00 最終日16:00 月曜日・祝祭日休廊
1981年に静岡県三島市に生まれる。
2006年に日本大学大学院造形芸術専攻博士前期課程を修了し2014年夏に1ヶ月間、ドイツのライプツィヒ、ベルリン、ブレーメンをバックパッカーで取材旅行をする。2023年にドイツのライプツィヒで3ヶ月間、アーティスト・イン・レジデンス(LIAプログラム)に参加する。東京を中心に活動、千葉在住。新制作協会会員。
色彩や線、絵肌や筆致が関係し合うバランスの中に絵画の可能性を探求しています。スケッチを通して得た実感と絵画の構成要素について画面の持つ意味合いや視点の工夫について研究しています。また、画家自身の皮膚とも言えるマチエール(絵肌)の研究を大切にしています。様々なものが繋がり合い関係し合って混沌している現実を枠におさめようとせず、あるがままに受け止めて絵画空間をつくるバランスの中に提示します。
五感で感じた感情の爆発を白日に仕掛けた花火のように表現したいと思います。例えば音や香りなど目に見えないものやライブペインティング、バンジージャンプなど実際に体験した高揚感をきっかけにして作品をつくります。五感で感じたレイヤーを重ねることで無重力的な平面をつくっています。私の五感が画面に驚きと笑いを振りまいて、見る人に不思議な体験をしてもらえるような作品を希望しています。
廣田 智代 個展
『おだやかな構図』
2025年4月19日(土曜日)〜4月27日(日曜日)
12:00〜18:00 最終日16:00 月曜日・祝祭日休廊
やわらかな光、静かな空気、ふとした日常の断片。記憶の奥で息づく風景を、筆先にすくい取るように描いた油彩作品たちが並びます。
小さな焦げ跡、風のゆらぎ、止まったままの自転車。見過ごしてしまいそうな瞬間が、画面のなかでゆっくりとほどけていきます。
ぜひ静けさの中に潜む物語を、作品とともに感じていただけたら幸いです。



1991 熊本出身
2016 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
明円光 個展
『Act the Goat』
2025年4月3日(木曜日)〜4月13日(日曜日)
12:00〜18:00 最終日16:00 月曜日・祝祭日休廊



明円 光 (みょうえん ひかる)
美術大学を卒業した直後から10年間、アートスクールで西村冨彌先生クラスのアシスタントを務めさせていただきました。
今回、この展示をさせていただくことが決まって、故西村冨彌先生に感謝や追悼の気持ちを表せられないかと思い晩年に西村先生が試していた描法を少し参照しつつ、僕自身が今まで試してきた様々な技法を盛り込んで、花や動物の絵を描きました。
1985 北海道滝川市生まれ
2010 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
東京都国分寺市在住
2007 サッポロ未来展(札幌時計台ギャラリー/札幌、’07~)
via art 2007(シンワアートミュージアム/銀座)
2008 carre(Gallery点/金沢、’08~)
±p6(KEY Gallery/京橋)
2010 東京五美術大学連合卒業制作展(国立新美術館/六本木)
O_laboratory(Gallery点/金沢)
carre a Zurich(Zurich Insurance Company Ltd/チューリッヒ,スイス)
2011 Shanghai Art Fair 2011/(上海,中国)
空間は記憶する(NICHE GALLERY/銀座)
上野の森美術館大賞展入選(’11, ’13)
2012 画材から見るそれぞれのかたち(上野の森美術館/上野)
The Bell Jar(NICHE GALLERY/銀座)
2013 個展(NANATASU GALLERY/六本木)
個展(NICHE GALLERY/銀座)
世界絵画大賞展マツダ賞
2014 東京NICHE GALLERY鄭州現代美術交流展(SEED ART GALLERY/鄭州,中国)
2015 the art fair +plus-ultra 2015(Spiral./表参道)
個展「青い鳥」(NICHE GALLERY/銀座)
個展「あひる、光る、ノエル。」(NANATASU GALLERY/六本木)
個展「あひる」(京王プラザホテルロビーギャラリー/新宿)
2016 the art fair +plus-ultra 2016(Spiral./表参道)
個展「Dots」(コート・ギャラリー/国立)
個展「COLORS」(NANATASU GALLERY/六本木)
NICHE GALLERY 作家展(ギャラリー枝香庵/銀座)
2017 個展「ペンギン塗りたて」(NANATASU GALLERY/六本木)
ART FAIR ASIA FUKUOKA 2017(ホテルオークラ福岡)
2018 個展「Black Diamond」(京王プラザホテルロビーギャラリー/新宿)
2020 個展「セイコーマートカレンダー2021原画展」(滝川市役所/北海道)
個展「セイコーマートカレンダー2021原画展」(北門信金ギャラリーふれあい/北海道)
2022 個展「あひるの庭」(コート・ギャラリー/国立)
個展「YELLOW」(アートスペース88/国立)
2023 個展「和食 – WASHOKU」(京王プラザホテルロビーギャラリー/新宿)
グループ展「CAFEPTION」(SUTTENDO COFFEE/埼玉)
2024 個展「あひるの泉」(多摩信用金庫2Fギャラリー/立川)
個展「PIS!」(コート・ギャラリー/国立)
グループ展「NICHE GALLERY所蔵展」(NICHE GALLERY by Bund
横井山泰 個展
「春と水蒸気」
2025年3月18日(火曜日)〜3月30日(日曜日)
12:00〜18:00 最終日16:00 月曜日・祝祭日休廊



横井山 泰(よこいやま やすし)
1976 静岡県伊豆の国市生まれ 現在 神奈川県小田原市在住
2003 多摩美術大学大学院美術研究科油画専攻修了
2003 「TAMA・デ・アート」奨励賞
2004 「第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展」特別賞
2005 「シェル美術賞2005」本江邦夫審査員奨励賞
2010 文化庁新進芸術家海外研修員として1年間パリに滞在
●コレクション
学校法人 加藤学園
小田原市
村山之都 個展
2025年2月15日(土曜日)〜2月28日(金曜日)
12:00〜18:00 最終日16:00 月曜日・祝祭日休廊



2月の企画展Niche gallery by bund66では村山之都の個展を開催いたします。
1969年、北海道旭川市に生まれた村山は、早稲田大学第二文学部で社会学を学び、1992年に卒業。数年を経て武蔵野美術大学に入学し、2001年に絵画科を卒業、2003年に修士課程を修了しました。多年に渡る個展をはじめとして、その他各地で個展・グループ展の実績があり、2013年にはホルベインスカラシップを受賞。
2019年にはNHKの連続テレビ小説「なつぞら」の劇中絵画制作を担い、実在した画家・神田日勝に代わり、北海道の自然や酪農を描きました。絵画指導にも定評があり、東京工芸大学や上野の森美術館アートスクールにて講師を務めています。
村山之都の作品は「形」に敏感な才を発揮するのは当然として、色彩とその色彩から来る「音」とも受け取れるリズムの感覚が彼の創作領域の重要な部分を示します。村山之都の絵画全体に流れる通奏低音とも言えるリズムには、ある一定の安定があり、その上に重複する彼独特の剣のような筆力のしなりが、見る人に強い印象を与えます。
情報を視覚で捉えるスピード感のある筆力と、感情移入を極力避けたドライな筆法はコンテンポラリーアートの潮流の一つと言えます。今回の展示会では更に豊かな表情を奏でてくれることでしょう。
皆さまのご支援とご来廊を心よりお待ちしております。
作家略歴
村山之都 MURAYAMA Shitsu
2023 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了
2024アーティスト発掘公募展入選グループ展
2025年1月18日(土曜日)〜1月26日(日曜日)
12:00〜18:00 月曜日休廊
全国から多数の作品をご応募頂きました。
それを受けて慎重且つ厳正なる行いました結果入選を決定いたしました.
2024アーティスト発掘公募展ご入選おめでとうございます。
入選作家(五十音順)敬称略

金子一生
仔うさぎの旅行記
油彩

りりぃ
野紺菊鳳凰龍
ミクストメディア

Plandy
宇宙が見える場所
アクリル

HIRO
月光に輝く華
油彩

桑原絹
スロー
ミクストメディア

德田 竜司
侵食-Elephant
デジタルアート

Shuhei Tominaga
Tree Hugging (Mercy mercy me No.1)
ミクストメディア

聖一朗
DOT STARS
版画

諸岡容華
翼 -tsubasa-
書と糸掛けアート

ヤギエツコ
長島寺
三村伸絵 個展
『新春展 ・野の調べ・』
2025年1月7日(火)~15日(水)
12:00~19:00(最終日16:00) 月曜日休廊



草花の訴える力は様々で、あるものは楽し気で、あるものは哀しく寂し気に多様なこの時代の写し鏡の表情に見えます。
優しさに揺れる草花の描写力は日本人の心の拠り所を的確に現出しています。
何の変哲もない、どこにでもある草花。
人は雑草と呼ぶかもしれない!それが三村伸絵の感性に触れれば豊かに広がる絵画空間となって、私達に静かな声で語りかけてくれます。
故 西村富彌氏のステイトメントより
三村伸絵ホームページ
【主な個展】23回 1989年~2025年
NICHE GALLERY
京王プラザホテルロビーギャラリー
パークタワーギャラリー1
電通恒産画廊
東京セントラル絵画館、他
【主な展覧会】
文化庁買上優秀美術作品展(日本芸術院会館)
文化庁現代美術選抜展
アジア画廊芸術博覧会2012上海
雪舟墨彩画展(特選・作品買上)
松柏美術館花鳥画展
三渓園財団設立40周年記念展
臥龍桜日本画大賞展(J-Bk 賞)
日本画21世紀展(グランプリ及び優秀賞)、他